知財活性化提言~その106:会社を変えていく順番

 

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先日、とある会合にて
ある超有名食品会社の会長様の
ご講演を聞く機会をいただきました。

私自身は中小企業の支援をさせていただいている
関係で、「中小企業にも活かせること」という
観点で講演を拝聴していましたが、
その講演の中で、
「社内を変えるには、仕組→組織→人 の順番に
変えていかねばならない。
多くの企業は人から変えていこうとするが、それでは
必ず失敗する」というお話がありました。

また、「企業には厳しさと温かさが必要である。
厳しさとは社員に成果を出させること。
温かさとは成果が出る仕組みを創り、環境を整えること」
というお話もありました。

この話は、大企業だけでなく中小企業にも
充分当てはまり、経営者が取り入れるべき
考え方だと思いました。

中小企業では、よく「いい人材が入ってこない」
「人が育たない」という声を現場で聞きます。
しかし、それはその人のせいなのかというと、
実は「いい人材が入ってこれない仕組」になっていたり
「人が育たない環境」になっていたりしているのが
根本的な理由ではないでしょうか。

知的財産の活用についても同じです。
開発型企業で、先進的な技術やアイデアを活用して
開発を進めるために「知的財産」は欠かせないものです。
また、知的財産の活用ができる人材も必要です。
しかし、そのような人材を育てるには
育つ仕組みと環境ができていなければなりません。
いくらいい「種」でも、その種から芽が出て
育ち、いずれたくさんの美味しい「実」を
つけるためには、「仕組」(育成計画とその実行)
と「環境」(土、肥料、日光、水など)が必要である
のと同じです。

御社では人が育つ「仕組」と「環境」ができていますか?
単に社員に厳しくしているだけでは育ちませんよ!