知財活性化提言~その116:知財戦略における「体系化」と「個別化」

 

 

 

 

 

画像No.116

 

「後藤さん、ある会社の特許について
話を聞いたんですが、その会社のやり方も
知財戦略と言っていいんでしょうか?
当社にそのまま使えますか?」

これは、今支援をしている会社の社長と
先日面談をしていたときに、その社長から
聞かれた質問です。

これを受けて、後日私から社長に
プレゼンをすることにしたのですが、
「それはその会社にあった特許の活用を
しているのであって、貴社には貴社なりの
知財活用戦略がある」とだけその場では
伝えました。

私が行っているコンサルティングは、基本的には
私の今までの知識と経験を活かし、
体系化したものとなっています。
したがって、知的財産を活用して業績を上げたい
会社には全て対応できるプログラムになっています。
つまり、知財活用戦略構築の「基本体系」を
指導し、身に着けていただくプログラムです。
その一方、会社には会社なりの「色」「風土」
があります。
A社ではこのやり方がよくても、
B社ではうまくいかない。やり方や順番を
アレンジする必要があることもあります。

上述の会社の場合でも、
ある会社の特許活用の方法がそのまま
別の会社に適用できるとは限りません。

その会社なりの「独自の知財活用戦略」を
作りこまないといけないのです。

他社の模倣ではだめなのです。

基本となる「土台の知財活用戦略」をしっかり
作った上で、
自社の「色」「風土」に合った個別の
戦略を組み立てていく。

体系化と個別化のバランスを取りながら
戦略を作り実行していきましょう。