知財活性化提言~その118:知的財産活動における「時間」と「タイミング」

 

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「後藤さん、さっき〇〇から電話がありまして、
当社が提出した申請書をいったん却下したが
改めて読んでみるとよく書けてるので
採用を検討したいって言ってきたんです。
提出したのが半年ぐらい前なのに
今更って感じですよね・・・」

これは、私の顧客が昨日私に電話をかけてこられたときに
仰っていた言葉です。

私からは、「動きが遅いという感じですね。
すでに出願したという事実だけ伝えていけば
いいんじゃないでしょうか」とアドバイスしておきました。

どの仕事でもそうですが、何かをやる場合には
「タイミング」というものがあります。
上述の申請は約半年前に行ったものですが、
それはその時期に採択を必要とするから
しているのであって、
半年後に採択されてもそのときにはすでに
機を逸しているということになってしまっていました。

知的財産に関わる仕事も、「時間」「タイミング」が
最も重要なファクターの一つです。
例えば、特許出願では先願主義が採用されていますので
発明が完成したらいち早く出願をすべきであるという意味で
「時間」を無駄にできない一方、
完成した発明を実施したら果たして売れるのか?という
ことも合わせて検討し、販売と生産の決定も
決めねばなりません。
この「出願」と「販売生産」のタイミングを合わせねばならない
という意味で、「タイミング」も重要になってきます。

知的財産業務においても、タイムマネジメントは
非常に大切なのです。

時機を逸することなく、連動する業務・戦略との
タイミングを合わせて知的財産の取得と
活用をしていってください。