知財活性化提言~その122:事業に対する想いの強さと知財

画像No.122

「後藤さん、やっぱり事業がうまくいかなかったり
真似されるとくやしいですね」

これは、現在お付き合いしている会社の社長が
ぽつりと言った言葉です。

元々この会社とは公的機関の支援の一環として
私がアドバイザーとして入ったのがきっかけですが、
折角考えたアイデアが盗用され、
知的財産の支援を受けようと決意されたことで
お付き合いをさせていただくことになりました。

決して大きな会社ではありませんが、
この社長の想いこそ成長の原動力になると
私は確信しています。

このブログでも、また普段の支援でも
常に言っていることですが、
知的財産の活用はあくまでも
「手段」に過ぎません。
そのゴールは「収益向上」「成長」で
あるはずです。

中小企業の場合、その原動力は
社長のパワー、想いの強さです。
それが強いほど、従業員も社長に
ついていく(ついていこうとする従業員だけが
残る)し、事業も継続していけます。
また、事業の継続発展に必要な経営資源は
何か(知的財産も含めて)も明確にして
具体的なアクションを起こす原動力にもなります。
このような会社では、知的財産の取得と活用においても
具体的なアクションプランを作ることができ、
それに向けて一丸となって行動につなげることが
可能となります。

スローガンだけ掲げ、その具体的な中身がない
社長も中にはいらっしゃいますが、このような
会社は「本気度」を疑わざるを得ません。
そのような会社が成功するはずもありません。
お題目だけでは何もないのと同じです。

改めて考えてみてください。
社長の想いの強さは?
スローガンだけになっていませんか?