知財活性化提言~その143:多忙なときこそ仕事のやり方を見直す

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「後藤さん、当社にとって本命は
こっちの開発なんですが、他の仕事で
手が付けられなくて、後回しになって
しまってるんです」

これは、先日コンサルティングをさせていただいた会社で
開発の進行状況と今後のスケジュールを
打ち合わせしていた際に、社長様が
仰った言葉です。

この会社は、マンパワーが少ない中、
将来有益な技術開発案件を複数抱えておられ、
その優先度について議論をさせていただきました。

仕事を進める際に、その優先順位を決めることは
当然ながら大変重要です。
知的財産についてもそれは同じで、
優先順位が低い内容の知的財産を先に
取得しても、活用までに至らないケースがほとんどです。

優先順位の決め方は、重要度と緊急度で
決めていく必要がありますが、
上述の会社の場合は、緊急度が高い案件を優先し、
会社にとって重要度が高い案件を後回しに
してしまっている傾向がありました。

もし、重要度は低いが緊急度は高い
案件があるのであれば、
その業務は外部に委託する、相手先に
お願いをして待ってもらう等、
重要度の高い業務にマンパワーを
投入できるよう、対策を講じなければなりません。

ついつい、目の前の仕事に追われ、
重要度の高い業務を後回しにしがちになりますが、
そういうときこそ、もう一度足元を見据え、
重要度の高い仕事に取り組めるよう
仕事のやり方、組織の動かし方を
見直す必要があります。

皆さんは、重要度の高い仕事に
ちゃんと取組めていますか?
目先の仕事に追われていませんか?
もう一度見直してみてください。