知財活性化提言~その145:フォロワーは外部力を結集し開発を加速せよ

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「社長、専門家やプロは外部に
たくさんいるんです。何もかも自分でやろうとせず
プロの力を借りてチームでやることが
御社の場合、特に大事ですよ。」

これは、先週ある会社での支援において
別テーマでその会社のコンサルタントをしている方が
社長に対しおっしゃった言葉です。

その会社では、事業化の本命としている商品の
試作品製作がなかなか進まず、問題となっていました。

それまで、社長は頑固なまでに
「自社の商品は自らが設計し自作する」と
いう形で設計をしていたのですが、それでは
埒が明かず、他社品のリバースエンジニアリングから
それを改造し、まず「動く」試作品を
製作することに方向転換をしました。
それとともに、事業化へのプロジェクトとして
外部の力も借りるべく、動き出しています。

職人は研究開発の方にありがちなのが、
「自分でやる」「助けを借りない」という
考え方です。

しかし一方では、自社よりもその製品について
詳しい方がいらっしゃったり、
すでに競合品が市場に投入されている場合も
多々あります。いわゆる自社が
「フォロワー」であるような場合です。

このような場合には、外部のプロの力を借りたり、
競合品を分析して改造し、試作品を作った方が
開発のスピードは格段に速くなります。

他社品の真似をしろと言っているのではありません。
「参考にし、開発を加速しろ」と言っているのです。

そして、それと並行して、競合品の知的財産を
調査分析し、かつ競合品にはない特徴を自社の
知的財産化することも、同様に加速できます。

何もかも自分一人でやらないこと。
一人の力には限界があります。

プロを探し、力を借りましょう。