知財活性化提言~その153:ビジネス展開と知財取得・活用を連動させる

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「後藤さん、うちも将来は同じような
レベルの施術ができる人を養成して、
このネーミングを免許皆伝の証として
使わせようかと思っているんです。
そのためにも、商標を取得しておきたいんです。」

これは、先日商標出願のご依頼をいただいた
会社の社長さんに商標取得の意図を聴いたときに
社長がおっしゃった言葉です。

今まで商標や特許を取得したことがなかったそうですが、
今回あるサービスのネーミングで
商標登録を思い立ったとのことで、
その意図については将来の使用シーンを
社長なりに思い描いておられるようでした。

商標取得も特許取得も、
いずれも出願すればできる可能性はありますが、
ポイントは、
「取得した後を見据えているかどうか」と
いうことに尽きます。

サービスであれば、上述の例のように
免許皆伝の証として使うことも可能ですし、
製造業であれば、自社製品の技術力アピール
としても使えます。

要は、想定しているビジネスと連動しているか
どうかを考えずに権利取得は
あり得ないということです。

今度、ある製造業において
お試し版のコンサルティングをさせていただく
予定ですが、
そこでも保有している特許が本当に
使えるものなのかどうか、
疑問視しているところがあり、
コンサルティングの依頼を受けています。

知的財産は、保有することは
(私に言わせれば)簡単ですが、
数が増えてくれば
管理もしなければなりませんし、
何よりも活用して
利益を生み出さなければ
取った意味がなくなってしまいます。

製造業でもサービス業でも同じです。

将来のビジネス展開と知財取得・活用を
連動させてください。