知財活性化提言~その162:「時間」という経営資源の配分

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「後藤さん、この前相談した
件について、追加の構造案を
考えました。図面もほぼ出来上がったので
また打ち合わせしたいのですが・・・」

これは、今支援させていただいている
お客様が考えたアイデアについて、
新たな構造を考えたということで
連絡いただいた際におっしゃった言葉です。

仕事柄、いろんな会社の方から
様々な製品アイデアを伺う機会が
多いのですが、
上記のお客様は、現在の製品アイデアを
もう少し練った方が、他社と差別化もでき、
特許性も高まるというアドバイスを
させていただいていました。

私がすごいなと思ったのは、
そのアイデアそのものより、
私のアドバイスを素直に受け入れていただき、
さらに製品のブラッシュアップを
時間が限られている中でお考えになった
ことでした。

どの会社の経営者や開発者も、
さまざまな経営課題や技術課題を抱え、
日々その解決のため貴重な時間と
労力を費やしています。
言うまでもないことですね。

その中で、いかにして新しい
製品やビジネスのアイデアを創造する
「時間」を作るか。

これはなかなか難しいことです。
つい、目先の仕事を優先順位の
上位にあげてしまいますから。

実は、2年後から3年後、5年後に
花開くかもしれないものを、重要度が
高い案件として優先順位を高めることが
必要で、その案件で先行するために
特許を取得することも非常に大事なことです。

どの人にとっても、一日は24時間しかありません。
これは誰にも平等です。
この24時間を、どのように使うか?
これも戦略=経営資源の配分ではないかと
私は思っています。

時間は万人に平等で、限られた
「経営資源」です。
どのように使えばよいか、
今の使い方に問題はないのか。

一度考えてみてはどうでしょうか。