知財活性化提言~その174:海外展開時は日本以上のリスク対応を

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「後藤さん、今度このような新しい
製品を開発して、いろんな国に
特許も出してるんだけど、
社内で「本当にこれ売れるの?」
という声もあるんだ。
私はあきらめずに、特許取得と
販売を続けようと思ってる」

これは、先日私が講演をさせていただいた
ワークショップに参加された
経営者が、名刺交換させていただいた際に
私におっしゃった言葉です。

日本含め、東南アジア等への販売を
検討しておられるようで、
そのための事前準備の一つとして
特許出願されたとのことでした。

また、この方は自社の製品を
知的財産で守ろうとしても
模倣品が出て対応しきれずにいる
ということも仰っておられました。

このセミナーの講演でも話を
させていただいたのですが、
海外で製品を出すとなると、
品質や性能がよく、「いい製品」ほど
模倣されるリスクも高まります。

また、日本で売れても、海外で
売れるとは限りません。
慣習も考え方も異なる
外国の方に受け入れられるとは
限りませんよね。

私がセミナーで申し上げたのは、

・例えば海外で製品を販売するときは、
日本以上にリスクを考慮する必要がある
(性悪説でビジネスをせざるを得ない)
・海外事情に精通している専門家の意見を聞く等、
日本と同じ製品が売れるかも
合わせて検討しなければならない。

ということです。

中小企業でも、「とがった」企業は
海外での展開も考えていくことになります。
そのときに、どのようなリスクを想定し
事前にどのような対策をしておくかも
決めて実行しなければなりません。

知的財産も同じです。

海外展開をされている方、これから
されようとしている方、
メリットだけでなくリスク対応も
考えておきましょう。