知財活性化提言~その175:アイデアやデザインは「形」にして見せよう!

画像No.175

「○○さん、これすごくいい商品ですよ!
早く商品化しましょう。
そのためのサポートはいくらでもさせていただけます。
私も経験者ですから。
まずは簡単なものでもいいから実物大の
サンプルを作ってみましょう。」

これは、先日私のお客様と一緒に
ある会社の社長様を訪問し相談した際に
その社長様がおっしゃっていた言葉を
意訳したものです。

私のお客様の中に、
まだ世の中にないある商品のデザインを
考案された方がいて、意匠権も持っています。
そのデザインを使って商品開発してもらえるところを
探しているのですがなかなか見つからないのですが、
あるルートで同じような商品を
個人で考案され、メーカーに採用された
ご経験がある社長を知り、
相談に伺ったというところです。

その社長も長年ご苦労され、
試作や独自で外部展示もされたことが
メーカーの目に留まり、採用されたようでした。

そのときに力説されたのが
「実物を作って見せないと説得力がないし、
実際に使ってみて改善するところが
沢山出てくる」

ということでした。

私自身、最初から立派なものを作ることに
とらわれてしまい、行動が伴っていなかった
ところもあり、反省もしながら聴いていました。

何より、私のお客様にはとても参考になったようで、
改めて相談しながら試作も進めていくことになりました。

知的財産を持っていても、それを活用した
製品やサービスが具体的な形で
「見えて」いなければその価値はわからない
という典型例だと思います。
また、実際に使ってみて安全性や性能の点で
改善するところが見つかれば改善して
商品性を高め、
それを知的財産で固めていくといった
循環も生まれます。

他人にわかる形にして見せること。

大事ですね。