知財活性化提言~その176:主力製品には知的財産という「お墨付き」を

画像No.176

「後藤さん、今ある会社の会長と
打ち合わせしてるんだけど、
販路開拓をしようとしている商品に
従来使っているネーミングと、
会社のロゴマークがあって、
どちらも商標登録していないらしいんだよ。
後藤さんに頼もうと思うんで、よろしく。」

これは、先日私がお世話になっている方から
いただいた電話の内容です。

上述の会社の会長とは私も以前お会いしたことがあり、
自社製品の販路開拓にお悩みのようでした。
商標登録については引き受けさせていただく
ことにいたしましたが、
問題はその商標を使ってどのように
販路開拓に生かすかを考える必要があると
いうことです。

以前、このブログで
「何でもかんでもまず商標登録ありきではない。
その前にまずやることがあるはず」
といった趣旨のことを書いたことがあります。
今回のケースではどうでしょうか?

今回は、製品も完成しており、
既に導入実績もある状況ですが、
それに使うネーミングやロゴについて
全く手立てを打っていなかった状態です。

この場合は、やはり商標登録をして
「お墨付き」を得た上で
さらに販売網を広げる工夫を
していくべきかと思います。

商標を取得していなかったことで
自社のオリジナルマークなのに
他社に先に商標登録されてしまい
使えなくなるというケースは
ままあります。

特にそのマークを使う製品が
自社の主力製品であれば、
リスク回避とさらなる販売拡大のために
知的財産を取得し、活用することは
必須と言えるでしょう。

皆さんの会社でも見直してみたらどうでしょうか。

ちゃんと知的財産という
「お墨付き」を得ていますか?