知財活性化提言~その179:ビジネス上では特許と商標に軽重なし!

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「後藤さん、私は今まで商標については
自分が使えればそれでいいと思っていたので
商標権を取るという考えはなかったんです。
特許と実用新案は大事で真似されたくなかったんで
それなりにお金を使って取ってきたんですよね」

これは、先日知財取得と活用の相談のため
訪問した会社の会長がおっしゃった言葉です。

その会社で販売している製品がまだ普及できず、
販売促進をどうしていくかを私以外の
大ベテランの先生方と一緒に検討している中で、
その製品に使っているキャラクターを
商標登録しておこうかという話になった際の
会長のお言葉でした。

上述のような考え方は、技術系の
中小企業の経営者にはありがちなことで、
技術は大事にするが、販売は苦手で
製品につけるロゴやネーミングにも
あまり関心を持たないというケースに
私も何度か遭遇しています。

しかし、ネーミングやロゴは
会社や製品の「顔」「名刺代わり」ともいえるもので、
名無しのまま製品を認知させることは
特に顧客がエンドユーザーの場合は
ほぼ不可能です。

そのためにも、商標という特許庁からの
「お墨付き」を得て、「顔」を
お客様に覚えてもらうための仕掛けに
使う必要があります。

ビジネスに使うという観点からは、
技術もネーミングも差はなく、
重要度は同じなのです。

お客様に覚えてもらう「顔」「名刺」を
作って、販売促進に活用しましょう。