知財活性化提言~その180:斬新なビジネスモデルならあきらめずに特許化の検討を!

画像No.180

「後藤さん、これから進めようと思っている
ビジネスについて、特許を取得できるかどうか
相談したんですが、現状では難しいと言われた
ことがあります。
本当に難しいのでしょうか?今までにない
新しい取り組みなので、何とかしたいんです」

これは、先日訪問した会社の社長が
私に言われた言葉です。

その会社のビジネスは、会社の強みを生かした
新たなビジネスモデルで、そのモデルに使う
機器よりも、その機器を媒介として
高齢化社会に適合した新たなビジネスを
行おうとされていました。

私からは、まず従来どのような技術があるかを
調べた上で、特許となり得るか、
改めて検討しようということをお伝えしました。
それと、まだあきらめるべきではないことも
付け加えました。

特許法上は、ビジネスモデルそのものは
技術思想ではないため発明の対象ではなく、
ITと組み合わせることが前提で、
そのようにしてもなかなか特許になりにくい
状況であることは確かです。

しかし、もしそのビジネスモデルが当該業界で
だれもやっておらず、今後主流になると
確信をされたならば、参入障壁として
知的財産の取得と活用は何とか
考えるべきだと私は思います。

上述の場合も、細かく話を聴いてみると
「この部分を強調すれば何とかなる」と
思うところはあって、
そこから拡張して本来のビジネスまで
いきつけるかどうかということが
ポイントになるというところでした。
(抽象的で申し訳ありません。
詳しいことはここでは書けないので)

つまり、「新しいビジネスモデルならば
特許取得をあきらめずに
つきつめて考えてみること」が大事ということです。

上述の場合は結果どうなるかわかりませんが、
顧客と一緒にチャレンジしていこうと思います。