知財活性化提言~その185:「不安」を「パワー」に変える

画像No.185

 

「後藤さん、私は評価の仕事をするのが
初めてなので、とても不安です。
今回一緒にさせていただきますが何もわからないので
よろしくお願いします」

これは、先日ある企業様の技術評価を
する前の打ち合わせにて、ご一緒するコンサルタントの方が
私におっしゃった言葉を意訳したものです。

私は年に10社程度、技術評価の仕事を
させていただいていますが、過去の他社での評価内容を
参考にすることはできても、
全く同じ評価をしたことは全くないため、
「私も毎回初めてのようなものです」
と答えました。

初めてのことをやるときには、不安はつきものです。
うまくいくだろうか・・・
こんな評価をしたらどう思われるだろうか・・・
評価委員会で何を言われるんだろうか・・・

等々。

評価に限らず、何をやるにしても
「初めて」は「不安」に繋がります。

その一方、「不安」があるからこそ
事前にできる限り十分な準備をしたり、
理論武装をしたりします。

知的財産の交渉においても同じことが言えます。

例えば中小企業が大企業と知財の交渉を行う場合は、
大企業は知的財産の専門部署を有し、
ライセンス交渉で百戦錬磨の担当者が
出席してくる場合がほとんどです。
当然、中小企業側は「不安」を覚えます。

しかし、「不安」があるからこそ、それをパワーに
変えることができるのです。
交渉における不安要素を、シミュレーションや事前準備・調査
などで解消し、交渉時に「パワー」に変えるのです。

「不安」を感じましょう。
それを「パワー」に変えましょう。