知財活性化提言~その192:新技術や研究開発と知的財産戦略

画像No.192

 

「この研究開発計画、かなり良くなってきましたね。
でも、最初の研究開発段階では知財戦略が非常に
重要ではないですか?
知財戦略と知財化スケジュールも盛り込んだらどうでしょう?」

これは、今支援をさせていただいている案件について
事業計画をある方に観ていただいた際に、
その方がおっしゃった言葉です。

守秘義務があるので詳しくは言えませんが、
事業化に向けて研究を進めている案件について
補助金を獲得すべく、1月から支援を継続して
おり、山場に差し掛かったところで
補助金に詳しい方のアドバイスを受けたところ、
上述のようなアドバイスをいただきました。

この案件に関わらず、新しい事業を成功させるための
技術開発や研究には、知的財産の活用が
必ずついて回ります。

この案件も、将来製品化からビッグデータを活用した
サービスまで想定しており、そこには
他社とのアライアンスも含む知財戦略が
大きなウェートを占めています。

独立してから気付いたことですが、
ベンチャー企業や、あるいは今まで
下請で生きてきた企業が自社開発製品を
世に送り出そうという場合、
知的財産のウェートは大企業に比べ
相対的に高くなっています。

会社の規模が小さいからこそ、
自社の製品や技術・デザインを知的財産で独自化し、
他社と差別化し、
あるいは他社とアライアンスする場合のツールとする。
その場合の重要度が高いということです。

知的財産戦略なくして事業化の成功は
ないといっても言い過ぎではないでしょう。

上記の案件でも、再度研究開発段階での
知財戦略について検討しなおすことになります。

新しい技術や研究には知的財産の活用戦略が
必ず必要であること、
認識しておきたいですね。