知財活性化提言~その201:商品開発と技術の醸成は一人にしてならず

画像No.201

 

「後藤さん、今日はありがとうございました。

いろんな方からアイデアが出て、この
技術を深堀することができました。」

これは、先日支援のために訪問した
企業の社長におっしゃっていただいた言葉です。

知的財産活用の支援の一環として、
現在チームの一員として活動させていただいて
いますが、その中で自社商品の開発に向けて
その技術的特徴とメリットを抽出すべく
ブレ―ンストーミングを行った結果
(おそらく)会社の中だけでは出てこない
アイデアも出され、活発な議論ができました。

新しい商品を開発するためには、
「売れる」特徴は何かを定めて、
「その特徴を実現する」技術は何かを
見極めなければなりません。

大手企業でも、新商品に搭載する
技術を多方面からみて、その本質を
抽出するという作業はあまりできておらず、
開発者依存になっているように私には思える
ときがあります。

中小企業の場合はなおさら、
技術は社長依存で、社長の考えだけで
突っ走ってしまうことも多いのでは
ないでしょうか。

「売れる」特徴と「技術の本質」は、
いろんな方向から検討し
多人数で議論して見出していくべきです。

技術とそのアイデアは、たとえ
ある一人が発想したとしても、
それをさらに深堀し、練り込んで
「本質」レベルにまで高めるには
議論が必要で、そこから他の実施パターンを
数多く生み出すことが重要です。

それによって、「売れる商品に繋がる
技術の本質」をつかむことができるのです。

自分一人で考え込まず、
いろんな方との議論を通じて
自社商品とその技術をつくり込みましょう。