知財活性化提言~その204:技術力のアピールからニーズを引き込む

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「後藤さん、この度弊社が開発した
新製品が新聞に掲載されました。
これもご尽力いただいた皆様のおかげです。
有難うございました。」

これは、先日、私が支援をさせていただいている
会社の役員様からいただいた言葉です。

この会社が自社で独自に開発した製品について
新聞社から取材を受け、掲載されたということで
これが販売促進のきっかけになればと
私も思っています。
私も微力ながら、お世話になっている大企業の
OBの方々等にこの製品の紹介を
させていただきました。

開発した製品のアピール方法は
いろいろあるかと思いますが、
例えば工業系の新聞に新製品として
紹介してもらうのも
一つの方法ですね。
これをきっかけに、多くの企業から
問い合わせが来たという話も
よく聞きます。

特に中小企業では、
「うちの持っている技術を使えば
作れる製品」はあるが、
「うちの持っている技術で
ユーザーニーズにマッチした製品」は
なかなかできないのが実情です。
したがって、新製品を何らかの方法で
世の中に公表し、エンドユーザーとの
接点を作ることが必要になりますね。

いくら特許を取得して
技術力のアピールはできても
別の手立てでニーズを探索しながら
それに合った製品に仕上げていくという
いわば「技術をニーズ解決に変換する」
ことが大事です。

その意味で、新聞への紹介から
エンドユーザーを引き込むことで
そのニーズを掘り起こすということも
有効かと思います。

皆様はどんな方法で
「ユーザーニーズの掘り起こし」をしていますか?
皆様なりに、ニーズと技術力のマッチングを
どのような手法で、だれと協力して
行うかを考えてみてください。