知財活性化提言~その208:改めてコンサルタントの役割を考える

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「後藤さん、また私の悪いところが出て、
私の主導で課題を解決しようとしていました。
先方のペースに合わせてアドバイスしていこうと思います。」

これは、先日私が支援している会社に
紹介をした企業OBの方が、
企業支援の中で私におっしゃった言葉です。

一方で、その方は
「会社を退職してから、久々に
自己実現で充足感を得ている」
ということもおっしゃっていました。

私自身は、この方の経験・ノウハウが
支援企業に少しでも役立つよう
「プロデユース」をしていく
所存で動いていくことになります。

私自身も、いろんな企業の支援を
するに際し、
「コンサルティングとはどこまでの領域を
やるのか」について
都度考えています。

かつて私のコンサルティングの師匠が
「コンサルタントになりたいのなら、
手足はないと思え」
と言われたことがあります。
つまり、「コンサルタントは
自らのノウハウを支援企業に伝え、
「企業自ら行動させる」ことが
仕事である」
という意味でおっしゃったと
理解しています。

特に私たちのような士業は、
お客様の業務の代行・代理を行うことが
主業務になっており、
お客様の意向をくみ取り、それを
代わりに「手足を使って」形にすることに
長けているあまり、
こちらからアドバイスし、「アクションを行ってもらう」
ことが実はできていない場合が
多々あります。

コンサルタントはそれではダメなのです。

顧客自らが動き、そこから
顧客独自の経験とノウハウを積み重ねて
自らのものにしていただくことが
コンサルタントの使命です。

私自身、このことを
改めて心に留めて
顧客支援を行っていこうと思います。