知財活性化提言~その226:アイデアを生み出せる環境作り

画像No.226

 

先日、私が支援をさせていただいている
会社で、あるテーマについての
アイデア出しをさせていただきました。

その会社の若手有志を中心に、
開発中の技術を活用して
どういうことができるか、
自由にアイデアを出してもらった結果、
6分野にわたり、27のアイデアが
抽出できました。

今まで、取引先の仕様通りに
モノを作っていればよかった会社では、
このようなアイデア抽出の機会は
作る必要もなく、実際には全く
行われていなかった状態でしたので、
今後、自社製品を開発する会社に
生まれ変わる上での必要なものとして
定着できればと考えています。

「特許情報分析とパテントマップ作成入門 改訂版」
(野崎 篤志 著 (一社)発明推進協会発行)
によれば、アイデア創出には様々な提案がされており、
ブレーンストーミング法や、TRIZ等、非常に多種多様な
方法論が存在しているとのことですが、
どの方法を使うかはケースバイケースであろうと
私は考えています。
今回は、ブレーンストーミング法を活用しましたが、
それ以前に、「製品化につなげられるアイデアを
抽出する機会を数多く設ける」環境作りが
社内に必要です。

いくらいろんなアイデア創出法を知っていても、
それを使う機会がなければ、意味はありません。

上述の会社の中にも、有能な若手社員は
数多くいらっしゃるので、アイデア創出方法の勉強は
独自でされていくかと思いますが、
経営者の役割は、その力を発揮させる環境作りに
あるのです。

アイデア創出の機会をたくさん作り、斬新な発想を
させる風土を作るために、経営者はどうすべきか。

考えてみてください。
工場の現場にいてるだけでは、発想はできませんよ!