知財活性化提言~その228:会社の現状と将来を描くためのツール

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「後藤さん、この会社にはまだ
隠れた知的資産があるようですね。
いわば、これは隠れた強みで、
経営デザインシートを活用して
徹底的に引き出しても面白いかも。」

これは、先日ある企業の評価書に関する
審査会で、審査委員の方がおっしゃったことを
意訳したものです。

私が評価をさせていただいた会社の
強みが、社長に集中していて、それを
どうやって受け継ぎ、独自のノウハウとして
醸成していけるかというのが課題だったのですが、
その強みをさらに引き出すことで
将来の事業展開に生かせるのでは?
という話になりました。

経営デザインシートというのは、
内閣府が推奨しているツールで、
会社の保有資産と外部資産を洗い出し、
その会社のビジョンを達成するために
今後どのような資産が必要で、
その資産を活用してどう課題を解決するか?
ということを1枚にまとめることが
できるようになっています。

私のこの審査委員の意見に賛成で、
私自身も実際にクライアントに対し
経営デザインシートを提示して
議論をしたことがあります。
「私の頭の中にあることが整理でき、
わかりやすかった」と言っていただきました。

もう一つ、会社の現状を知るツールとして
経済産業省が提示している
「ローカルベンチマーク」があります。
こちらは、会社の業務フローと財務分析から
その会社の現状の強みと課題を見出すもので、
私はこちらも使いながら評価を行っています。

それぞれのメリットを生かしながら、
活用していけば、経営戦略に生かせるツールです。

興味のある方は、一度調べてみてください。