知財活性化提言~その231:商品化と知財化は諦めたら終わり

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「後藤さん、前に打ち合わせをさせていただいた
ときから、約2年がたってしまいました。
まだ、このアイデアを商品化する気持ちは
変わっていないのですが、特許化できないと
なるとどうもその後の進め方がわからなく
なってしまって・・・」

これは、先週打ち合わせさせていただいた
会社の社長様が、私に対しおっしゃったことを
意訳したものです。

2年前に、ある商品アイデアを商品化するための
支援をさせていただいており、
その中で生まれたアイデアを特許にするには
もう一工夫が必要というアドバイスを
させていただいていたのですが、
特許にできないという風にご判断されてしまい、
先に進まなくなってしまったという状況でした。

これについては誤解を生じてしまったことに
ついてお詫びをし、改めて当該商品の
セールスポイントとなるところについて
確認をし、特許化できるかどうかを議論しました。

その結果、社長様には少しアイデアのブラッシュアップを
お願いしたうえで、商品化と特許化を
進めることになりました。

商品を構成している技術やデザインには、
特許にすることが難しいようなものもあります。

しかし、そこで「もうだめだ」とあきらめてしまっては、
何のための開発やアイデアだったの?ということに
なってしまいかねません。

本当に世の中に役立つ商品という確信をもって
いる場合は、もう一工夫、二工夫し、
絞り切ったと思える雑巾をさらに絞るように
アイデアを出すべきです。

苦しいかと思いますが、商品は自分の子供と同じで、
生みの苦しみは楽しみながら味わいましょう。