知財活性化提言~その232:事業プレゼンの見える化

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先日、大阪市内で近畿経済産業局の主催で開催された
「開放特許等を活用したビジネスアイデア学生コンテスト」
最終審査会の見学をしてきました。

これは、近畿経済産業局のホームページに
掲載されている開放特許を対象に、
それらを活用した事業アイデアを学生が考え、
発表するというものでした。
当日は、最終選考に残った4大学・12チームが
それぞれプレゼンを行っていました。

私は仕事の都合で、表彰式を見学することは
できなかったのですが、学生の方々が
知恵を絞り、事業のアイデアをできるだけ
具体化してプレゼンをしており、非常に
興味深い催しだったかと思います。

実際に事業化できるかどうかは詳細な
検討が必要かと思いますが、
「この特許からこんな使い方ができ得るのか」
というような、柔軟な発想ならではの
アイデアもあり、アイデアにとどまらず具体的な
事業計画も作っていたチームもあり、プレゼンも非常に工夫して
行っていたチームもありました。

例えば、中小企業が自社の事業や製品について
販売の拡大やさらなる開発を進める場合、
自社だけでは難しいこともありますね。
その場合、一緒に事業を進めたり、製品の
販売に協力できる大手企業や商社に
プレゼンを行う機会も結構多いかと思います。

中小企業にとっては、今後の企業の行く末を
左右する場合もあるかもしれません。

その際には、
・その事業内容が独創性の高いビジネスモデルかどうか。
・事業が成功する要因は具体的になっているか。
・プレゼン用の資料はわかりやすく、誰が見ても
理解できるようになっているか。

をチェックする必要があります。
わかってもらえなければ、いくらいいものでも
意味がなくなるからです。

自社のビジネスモデルをステークホルダーに
わかりやすく伝えることができて、初めて
「見える化」ができたことになるわけですから、
独りよがりの内容になっていないかどうか、
チェックしてからプレゼンに臨んでください。