知財活性化提言~その239:社長が体制作りの先頭に立つ

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「後藤さん、その社長さんは
知的財産管理技能検定を受けて合格
されたのですね。
社内体制を作る上では、まず社長が率先して
知的財産に興味を持ち、行動されることが
大事ですよね」

これは先週、本の出版について2回目の
打ち合わせをしている中で、編集者の方が
おっしゃった言葉です。

知的財産の取得と活用は長期戦であり、
業務を持続可能な形で行っていくためには
社内体制作りが大事であることを
このブログでも発信し続けています。
現在進行中の本出版でもこの
考えは変わりません。

中小企業の社長を含む経営者が
知的財産に興味を持ち、社内で体制を構築する
というマインドを醸成していただくためにはどうすればよいのか?
という課題が私にも常に突き付けられています。

きっかけはいろいろあると思います。

自分のアイデアをうっかり他人に話してしまったところ、
そのアイデアを盗まれてしまった。
自社で製品開発を本格的にやろうとしたところ、
「特許取っとかないとまずいよ」とアドバイスを受けた。
店の名前を考えて使っていたら、別の地域で
同じ屋号の店が出店してきて、紛らわしい。

知的財産に関しては、どちらかというと
経営にとってマイナスの出来事を経験し、
「特許や商標を取っておかないと・・・」
という考えに至っている経営者が多いと思います。

最初の動機はそれでよいと思います。
実際に私が仕事をいただくきっかけのほとんどが
上述のような動機からです。

そして、そこから知的財産活用のメリットと面白さを
知っていただき、社内に担当者を置いて育てながら
体制を時間をかけて作っていく。

このような体制も、自社の知的資産となっていきます。

社長が率先し、いずれは誰でも行える
体制作りへ移行できるようにしてください。