知財活性化提言~その262:戦略と組織化により社員を動かす

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先日、私の顧客である会社の社長と面談し、
現状の事業の進行状況と今後の展開について
打ち合わせをさせていただきました。

その中で社長がおっしゃった言葉です。

「後藤さん、いろいろ事業を行っている中で、
部下に任せてやってもらっていることもあります。
ただ、私からすると進行が遅く、機会損失に
なるのではないかと心配しているんです」

詳しくは言えませんが、コロナ感染対策になる
製品の開発に関わる事業です。

社長からすると、それ以上に重要度が高い事業が
あるし、コロナ対策を謳うのならもっと早く
進めないと・・・というお考えのようでした。

正直なところ、優秀な従業員が増えていっている
会社なのですが、彼らの力を存分に働かせるだけの
戦略と体制がまだ十分でないと思い、

「私もフォローするので、早く今期から来期以降の
事業戦略を作り、社員に説明会を開きましょう」

ということをご提案し、了解いただきました。

常に申し上げていることですが、
「戦略なき業務は地図のない旅行と同じ」
「組織は戦略に従う」

という通りで、理念とビジョンから
戦略へ落とし込むという作業は
経営者が必ず行うべきことです。

知財に限りません。事業戦略は全てそうです。

その中で、知財を活用するのであれば
事業戦略の中に知財戦略を盛り込めばよいのです。

戦略に沿って組織を作り、社員に浸透させ
業務の進捗管理を行っていく。

基本的なことですが、実際にやれているかどうか、
見直してみてはどうでしょうか。