知財活性化提言~その51:知的財産活用と発想の転換~

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今回は、ゴールデンウィーク中ということもあり、
少し毛色の違う話をしようと思います。

今朝のワイドショーで、
大阪にあるアミューズメントパークの
アトラクションについて紹介されていました。
その中で、来場客数がV字回復したという話や、
逆転の発想で多くの集客を呼び込んだという
話もされていて、興味深く見ていました。
以前、中小企業診断士の勉強会に
元このパークのマーケッターであった方が登壇されて、
講演をされた際にも拝聴したのですが、
自分なりに理解できた範囲では
「徹底した現場主義」と「お客様の期待を超える逆転の発想」
がキーワードなのかと思っています。

こういう「逆転の発想」も、知的財産を取得し活用する上では
非常に大事なことです。
お客様に役立つ商品を開発するためには、欠かせない考え方です。
例えば、今は普通に用いられている付箋も、元は
粘着力の弱い接着剤であり、欠陥商品扱いされていたという
話も聞きます。それが、見方を変えれば
「付箋に使えば、すぐに貼れて、簡単にはがせて便利」という
ことになるわけです。
「粘着力が強ければいいということではなく、使用シーンを
変えればそれに応じた機能が必要となる」ということでは
ないでしょうか。

実際、ヒット商品を世の中に送り出している会社は
この「逆転の発想」に長けている、既成概念にとらわれずに
商品開発をしていると思います。それに「知的財産」という
ツールを融合すれば、非常に強力な武器になっていくということです。
この発想がなく、
「今までやってないから・・・」「業界のルールと違うから・・・」
という理由で今までのやりかた、発想にこだわっている会社は
間違いなく衰退していきます。技術も陳腐化し、
差別化ポイントもなくなってしまいます。

「発想を根本から変えてみる」「業界の常識を真っ向から
否定してみる」・・・
現在、売上と利益が伸び悩んでいる会社の経営者は
一度思い切って考え方を変えてみてはどうでしょうか。
新しい「何か」が見え、生まれるかもしれませんよ。