知財活性化提言~その55:知的財産活用とブランディング(継続すること)

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このコラムにおいて、何度か
「ブランディング」について私なりの考えを
掲載させていただいていますが、今回も
ブランディングについて少し違う角度で
書きます。

なぜこんなに「ブランディング」の話をするかというと、
企業であれ、個人であれ、商品やサービスを売る前に
「自分のことを知ってもらう」活動をしないと、
商品もサービスも買ってもらえないからです。
正直、私自身もブランディングを継続していますし、
永久に続けなければならないことです。

B to BからB to Cへ、下請から自社ブランド製品の販売へと
移行されようとしている会社や個人事業主であれば
これはなおさらですね。

この観点から考えると、「ブランディング」に必要なのは
「継続すること」であると言えます。
社名であれ、ネーミングであれ、商品であれ何であれ、
続けなければ世の中には浸透していきませんし、
仮に一時的にブームになってしまったとしても
「一発屋」で終わってしまいすぐに忘れ去られてしまいます。

特許であれば20年、商標であれば権利取得すれば
半永久的にブランディングツールとして使い続けることが
できます。
特許も、1件だけでは有限ですが、改良技術を生み出す
活動を継続すれば、やはり息長く「ブランドに活かせる」
技術の継承ができます。

要は、「あきらめずにやり続ける」ことができるか
どうかなのです。

「これはだめだったから次のことをやろう」
「あれがだめならこれを・・・」という考え方も
時には必要でしょうが、こと「ブランディング」という観点で
考えるならば、たった一つでもいいので
「これは当社の幹になるところだから、たとえ今は難しくても
継続していこう」というものを作るべきです。
それが、「本当の強み」となり、ブランディングによって
顧客との信頼関係を作り、恒常的な利益を生み出す
源泉になっていくのです。知的財産も息の長い権利ですから、
必ず活かせるはずです。
それがわからないと、折角取得した知的財産も
「宝の持ち腐れ」「コスト」になって消えゆくのみとなってしまいます。

自分たちはいったい何を幹としてブランディングをしていくのか?
そのために、どのような知的財産を構築し、使っていくのか?

改めて、考えてみてください。