知財活性化提言~その58:知的財産活用が広まらない理由③

画像No.58

 

現在、私が所属している一般社団法人の
取組の一つに、
「知財ビジネス評価」というものがあります。
これは、企業が保有する知的財産が
どれだけ事業に貢献できているかについて
事業全体の中の位置付けとして
知的財産の価値を評価するものです。

特許庁でも、「知財金融ポータルサイト」にて
説明しています。

(http://chizai-kinyu.jp/docs/)

この「知的財産が事業にどのような貢献を
もたらしているか」も、知的財産を保有する
企業にとっては非常に重要であるにも関わらず、
客観的な評価もされずに
「何となく持っているから、貢献できているかな・・・」
で終わっている場合が多いのではないでしょうか。

何度も申し上げていますが、
「知的財産は使ってこそナンボ!」であることは言うまでもありません。
その上で、
「知的財産の利用度を、誰もがわかる尺度で
客観的に把握する」ことができないと、
その利用度をどうやってあげて、事業展開していくのか?
その利用度を生かして、いかに資金調達するか?
という視点すら生まれず、
結局「宝の持ち腐れ」になりかねないのです。

私は、(ちょっと哲学的になるかもしれませんが)
企業に関わらず、人間がかかわることの本質は
「見えない」ところにこそ存在すると思っています。
知的財産も「見えない資産」ですが、だからこそ
その価値を客観的に見せて、評価することで
本当の企業価値を知らしめていかねば
なりません。

御社は、保有する知的財産が
事業にどのように貢献しているか
把握できていますか?