知財活性化提言~その89:若い人が持っている価値の発掘と知的財産活用

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今年の2月末までの役所事業として、
特許技術を活用したマッチングのお手伝いを
させていただいています。
その中で、いろんな企業の経営者とお会いし、
いろんなお話を伺いながら
私自身も勉強させていただいています。

先日、ある企業の会長様にコンタクトを取り、
特許技術のマッチングの橋渡しをさせて
いただいたのですが、
その会長様は若い人材を育てることに
非常に意欲的で、
数多くの大学とも交流し、
学生のインターンシップにも協力されています。

その方から聞いた話ですが、
ある大学では、全ての科目を履修後もすぐに
卒業するのではなく、2年間社会勉強
(おそらくある企業での仕事をするのでしょう)
をし、自分の適性や将来について自身で
考え、きっちりとしたビジョンが形成されたうえで
卒業をさせるという制度が設けられているそうです。
(表現は正確ではないかもしれません。ご容赦ください)

素晴らしい制度だと思いました。

私が大学を卒業したころは、バブル景気が絶頂のときで
何も考えなくても大企業に就職でき、
給料をもらえて生活できる時代でしたが、
今の大学生や若い社会人の方とお話ししていると
私の若い頃よりずっとしっかりした考えを持っておられる
と感じることが少なくありません。

これからの日本を担うのはまぎれもなく若い世代の方々です。
このような方々にも
「見えないが大事な価値」に気付いてもらい、
それを大きな幹に育てていってもらいたいと
切に願っています。
また、企業でも目先の業績に目を向ける一方で、
若い人材が持っている「価値」を見出し、
育てる風土と仕組みを作っていただければと感じます。
また、それができている企業は間違いなく成長しています。

知的財産を活用し続ける仕組みもまた然り。

未来を担う若い人たちの「価値」、見出して高めていきたいものです。