今回の知財活性化提言~第12回:知財活用と技術評価の重要性

 

 

 

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私は本年4月より、一般社団法人 知財経営ネットワークに加入させていただき、

自社の活動と並行して仕事をさせていただいています。

この知財経営ネットワークでは、近畿経済産業局に採択された事業として

企業の技術評価をさせていただくことになっており、本日の午後より

その第1弾として、私が技術評価と知財評価を担当する企業に訪問し、

ヒアリングをさせていただく予定です。

この評価の仕事も、弊社のコンサル受注に将来繋がる活動として

取り組んでいきます。

さて、今回はなぜこんな話から入ったかというと、

知財活用における「技術評価」の重要性について私なりの考えをお話したいと思ったからです。

一口に「技術評価」といっても、いろんな切り口があります。

技術開発体制・保有技術の独自性、開発ビジョン、保有特許の有無とその内容、市場規模と将来性、等々・・・

しかし、最も重要なことは、「プロである第三者の目で、自社の技術力を客観的に評価してもらうこと」

そのものです。

たとえ、自社内で「うちは独自の技術を持っているからすごいんだ!」と言ってみても、

やはり自社内のみの評価では(特に、社内に専門家がいない場合)甘く見がちですし、

例えば金融機関や、ライセンス交渉先といった相手先にとって「こんな技術いらない」

「うちからみたら、金銭的評価低いよね」となったら、自社内の評価は単なる自己満足にしかなりません。

あくまでも、技術や知財を活用するということは、「客観的に見て、総合評価が高いこと」でなければ

ならないのです。

事実、今回知財経営ネットワークで行う技術評価は、あらゆる切り口から企業の技術力を分析・評価する

ことで、将来の技術移転(ライセンスを含む)や融資の材料とすることを目的としています。

くどういようですが、自社の技術・知財を棚卸し、客観評価をすること・・・知財活用する上で非常に重要な視点です。

あなたの会社は、自社の技術力を客観的に評価する体制になっていますか?