知財活性化提言~その26:知的財産の価値を伝えるための「変換」とは~

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「先日のセミナー、とても分かりやすかったです。!

話も面白かったですし、知的財産について全く

分からない私たちにとっては、とても良いセミナーでした。

有難うございました」

これは、先日私がさせていただいた知的財産活用セミナーに

ご参加いただいた方のお声です。

このセミナーでは、「知的財産について全く知らない方にも

分かりやすく、興味を持ってもらうこと。なおかつ、

今後自社の知的財産活用に活かしてもらうこと」を主眼に

させていただきました。自分なりに内容・伝え方を工夫した

甲斐があったと思い、参加者の方々に改めて感謝した次第です。

さて、そもそも「見えない資産」である知的財産を活用するためには、

活用する相手にその価値を「伝える」必要があることは言うまでもありません。

以前、7月14日当コラムにて、「言葉化することの大切さ」について

話をさせていただきましたが、今回はもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

「言葉化」するにしても、相手が理解できる「言葉」に変換する必要があります。

例えば、「法律用語や技術用語のような専門用語を多用しない」

「文章を長く書くよりも、グラフや絵を用いてビジュアル化する」等々・・・

これは、知的財産活用に限らず、相手に企画内容をプレゼンするときや

子供に教えるときとかにも考えるべきことですね。

でも、実際にやってみると、案外伝えたようで伝えられなかったことが

多いのではないでしょうか?

まして、知的財産のような「そのままでは見えず、専門的で難解な資産」

は、より一層、「相手に伝わる形に変換する」ことが重要になってきます。

知的財産を活用している会社は、この「変換作業」がとてもうまく、

顧客や他の従業員にうまく価値を伝えています。その一方、知的財産を

活用できていない会社は、やたら専門用語を多用し、あたかも「難しい」

という印象だけを与えて、実際は何も価値が伝わらず受注に繋がらなかったり、

ライセンス交渉に失敗してしまいます。

「伝える相手のことをよく研究し、相手に応じた形に変換して伝える」ことが

非常に重要なのです。
あなたは、難しいものを「相手に分かりやすい形で」伝えていますか?