知財活性化提言~第14回:知財活用とブランディング~

画像No.14突然ですが、このコラムをお読みの皆様に、お聞きしたいことがあります。

「ブランディングとは何か?」と聞かれたら、皆様はなんとお答えになりますか?

今回は、この「ブランディング」と知財活用について私なりの考えを示したいと思います。

Wikipediaによると、ブランディングとは

「顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく

企業と組織のマーケティング戦略のひとつ」と書かれてあります。

確かに定義はその通りです。

では、具体的にどのようになれば「ブランディングができた」と言えるのでしょうか?

例えば、大企業が多額の広告宣伝費を使って、CM等で「イメージ戦略」を

展開している場合があります。

例えば、「The Power of Dreams」(ホンダ)

「Inspire the Next」(日立製作所)

のようなものです。

これらは、もともと企業名や、著名なブランドとセットにすることで初めて

意味があるイメージ戦略であると私は考えています。

従って、そもそも企業名や著名なブランドを持っていない中小企業の場合は、

これと同じブランド戦略をとっても全く意味がありません。

中小企業にとって、「ブランディングができた」と言えるのは、

「○○(商品・サービス)といえば、××(企業名)」と言われるようになることです。

このような状態にするために、どのようなことを念頭に置き、

何をするべきか?を考えなければなりません。

そして、例えば「どのような商品名・キャッチコピーを作り、商標として押さえて

宣伝活動に活かすか」

「保有している技術・特許をどうやって販売促進に活用していくか」をブランディング戦略に盛り込み、

必要な知的財産を創造し、活用するべきなのです。

前回、このコラムで知財活用とマーケティング戦略について書きましたが、

本当に知的財産を活用したいと考えるのであれば、ブランディング戦略とのリンクも

同様に重要なテーマです。

難しいかもしれませんが、御社のブランディング戦略の構築と知財活用について

一度考えてみて下さい。

これが成功したら、御社は必ず成功しますよ!